確かに商業出版は素晴らしいんです!!

"通常の"商業出版であれば、印税がもらえて、
自分の本が全国の書店に並びます。

人として、ビジネスパーソンとしてブランディングになり、
出版即、「先生」という立場になります。

売れれば売れるほど多くの印税がもらえて、
それが億単位になることもあり得ないことではありません。

でもね、

でもですね~~。

良いことばかりではありません!

大きく分けて4つの問題点があります。

まず第1の問題点は出版のハードルが高いということ。

出版社から「売れる」と見込まれるだけの、オリジナリティや優れた面を持っていなくてはいけません。

たいていはここで挫折します。

第2の問題点は、折角出版が実現しても、ほとんどの場合、初版で終わり、あまりブランディングにもならないということ。

出版されている8割が初版部数すら売れません。
その場合、あまり話題にもならないわけですから、仕事に直結するほどのブランディングにならないことが多いのです。

第3の問題点は、最近急速に「買取条件付き」が増えたこと
表向きは商業出版なのですが、概ね300~1000部の買取条件が付いている場合が多いのです。
金額にすると、50~150万円。
ほぼ、初版の印税が相殺されるか、100万円ぐらいの持ち出しになるかです。
このようなことを行う出版社は小規模なところが多いため、あまり広く書店に並ぶこともなく、ほとんど売れないで終わります。

実はこの方法を選ぶ人が最近すごく多いので、 出版社によっては常態化しています。

第4の問題点は、自分の思い通りの本にならないということ。

著者と編集者の力関係は圧倒的に編集者が強いです。
編集者の意向に沿わなければ、出版できないとみて良いでしょう。
だから著者として不本意な内容になることも少なくありません。

簡単にいうと、知識や経験は著者のもの。構成や表現、タイトルは編集者のものといってよいでしょう。
特にタイトルと装丁は原則出版社の聖域。
著者は意見は言えても、出版社の意向で決められるもの。
だからよく、レビューなどで、タイトルと内容が合わないといった感想が書かれていますが、これは著者の責任ではないのです。

以上のことが、商業出版の現実です。

仮に買取条件のない商業出版をしたとしても、 決してバラ色の未来が約束されたわけではないのです。

それにも関わらず、出版に過度にあこがれる人が多いため、 悪徳コンサルタントに騙される人も少なくありません。

例えば100万円以上も払った挙げく、出版できないとか、 出版しても電子出版だけとか。。。

そもそも出版コンサルだけで、そのような高額を払うなんてナンセンスです!

商業出版を第1の出版形態とすると、 第2が自費出版。

これは通常300万円ぐらいかかります。 そして基本的に本屋には並びません。

並ぶと称しているところも、 わずかな数とみて良いでしょう。



自分主導で思い通りの立派な本を作りたいのでしたら、 良いでしょう。

そして、第3の出版形態が電子出版です。

アマゾンKindleが広く浸透してきて、無料版を中心に 多くのダウンロードがされる場合もあります。

しかし、やはり紙書籍と比べれば影響力は限定的と 言わざるを得ません。

紙書籍の場合のアマゾンの販売数は全体の2割以下。 これが電子書籍となると、端末を用意しなくてはならない という制約があるため、さらに売れません。

私も出版社の依頼に応えて電子書籍でSEOの出版を行いましたが、 紙書籍で売れるはずの部数の1/10程度しか売れませんでした。

SEOという比較的ネットリテラシーが高い分野でこれですから、 一般的にはそれ以下といって良いでしょう。

ただし、 電子出版は基本的に誰でも無料でできる出版なので、 自分の専門性をアピールするという意味では、 利用価値があるでしょう。



さて、前置きが長くなってしまいましたが、 ここからが本題です。

最近になって、第4の出版形態と言える方法が出てきました。 それは「自家出版」というものです。 企画、編集すべて自分で行い、 印刷と製本だけをネット印刷で行います。

大きく分けて4つのメリットがあります。

1つ目は、
自分の思い通りの本ができるということ。
だれの干渉を受けることもないので、制約なく自由に制作することができます。
通常の出版では、最低192ページが必要ですが、その縛りもありません。

商業出版ではほとんど関わることができない、タイトルや装丁も思いのままです。
出版社によっては断られる、中での宣伝広告やリスト集めのためのサービスなども自由にできます。
途中で内容を修正したり、変更したりすることも容易です。

2つ目は、
費用が安く済むということ。
例えば100部程度の制作であれば、数万円で済みます。
紙質やページ数、ブックカバーをかけるかなどによって、コストは変わってきますが、最も良いものを使用しても、総額10万円程度です。
そして1回当たりの注文部数が多ければ多いほど、1冊当たりの単価がさらに安くなります。
本は1冊から注文できるので、サンプル制作で無駄が出ません。

3つ目は、
短期間でできるということ。
コンテンツ制作は自分だけでできるため、出版社を通す場合と比べて半分以下で済むでしょう。
印刷製本にかかる日数は5~10日間です。
最初にサンプルを制作して確認してから、本注文をするにしても、2~3週間あれば十分にできるでしょう。

4つ目は、
購読者リストが容易に手に入るということ。
販売がアマゾン主体になるので、注文された方の住所や名前がすべてわかりますのでリスト化できます。
発送のときに、ちらしや招待券などを入れるなどして、容易に顧客の囲い込みを行うこともできます。

以上、自家出版には極めて素晴らしいメリットが
あるのです!!

ただし、当然のことながら、
良いことばかりではありません。

 

デメリットは次の3つです。

 

1つ目は、
売れる部数が限られるということ。
売る場所がネットだけなので、そういう意味では
電子書籍と似ています。
電子書籍より、端末の制約がないだけ、少しは
有利かもしれません。

2つ目は、
慣れないと少し面倒ということ。
文章だけならともかく、写真やイラストなどを入れて
デザインを制作するためには、一定のスキルが必要です。
自分でできなければ、外注しなくてはなりません。
また、ネット印刷にデータを入稿するのも、
慣れるまではスムーズにいかなく面倒に感じることでしょう。

 

3つ目は、
質の低い本を出してしまうと、逆に評判を落とすということ。
出版社を通せば、編集者の目があるし、中味、装丁ともに、
一定のレベルのものができます。
しかし、自家出版は中味、装丁ともに自分で行うので、
質が低いものを作ってしまう可能性があります。
悪い評判が口コミで広がったり、レビューに書かれたりすると、
取り返しのつかないことになりかねません。

 

自家出版を簡単にまとめると、
比較的簡単に安価で出版することができます。

全てを自由に制作できるのも大きな魅力です。

ネットのみでの販売なので、たくさん売れる可能性は
低いですが、紙書籍として実体が残るもの。

ここで内容が出版社に認められれば、通常の
商業出版の目が出てくる可能性もあることでしょう。

ぜひあなたも挑戦してみてはいかがでしょうか?

将来性を考えれば、大変、たい~へん!
魅力的な出版形態といえます

ちょっとしたコツを覚えれば、
誰にでもできますから!!

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